

10/31 企画「プレゼンテーションを学ぶ」(小林元さん)
10月31日の企画コースは、札幌のデザイン会社インプロバイドより クリエイティブディレクター小林元さんをお招きして プレゼンテーションについての講座を行いました。 このインプロバイドという社名ですが、 Improve と provide の造語 だそうで 企業やプロジェクトのステートメントを作ったり、 いわゆるデザイン一辺倒ではなく、ブランディングを行う会社に近いとのことです。 なるほど確かに、これまでのお仕事についてスライド紹介を拝見すると、 単にパッケージやロゴを作るというよりも、 もう1歩踏み込んで、企業が見据えるビジョンやイメージに 寄り添いながら、それらを実現するお手伝いを幅広くやられているような印象でした。 スライドの内容はお見せできないのですが、ぜひ、 インプロバイドさんのWEBサイトからその一端をのぞいてみてください! https://improvide.co.jp/works 札幌でやる意義、チームでやる意義について考えながら お仕事をされているという言葉も、印象的でした。 さて、この日はプレゼンについての授業ということで、 実
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10/17 企画「企画の組み立て方」(漆崇博さん)
久々の授業となった10月17日の企画コースは、 AISプランニング代表であり、札幌国際芸術祭マネージャーとしても ご活躍の漆崇博さんの授業でした。 AISプランニングについて、詳しくはWEBサイトをご覧ください。 まずは、これまでの漆さんの活動のご紹介。 アーティストインスクール、よるしるべ、SIAFラボ、さっぽろ垂氷まつり、 天神山アートスタジオなど、活動は多岐にわたります。 漆さんいわく、 自身が生粋のアート畑の人間ではないため、 美術館で見るような形ではない、アートと社会との接点を作りたいというモチベーション で、これまで活動をされてきたそうです。 なるほど確かに、アーティストが転校生となって 小学校にかかわる「おとどけアート」の活動などをみていると、 ギャラリーや美術館とは異なる、アートとの出会いが生み出されていますよね。 これまで、たくさん経験してきた漆さんからの企画を考えるうえでのアドバイスでは、 「ちょっと気になる、なんで? これは、不満だ!」 という個人の感情が乗らないと、なかなか企画として形にならないという言葉も。 こちらも、と
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10/12 合同「ソーシャルアクションとしてのアート」
10月12日は、シンクスクールではおなじみ。 東京よりアート&ソサイエティ研究センターの工藤安代さんをお招きして、 社会に関与するアート(=ソーシャリーエンゲイジドアート)について、 レクチャーとワークショップを行いました。 プロジェクトには、テーマ・課題からゴールへ向かう矢印があり、 その間をつなぐ部分に、創造的なアプローチや社会的なアプローチが加わる、 とお話をされる工藤さん。 図や具体的な事例を、いくつかの作家をピックアップして取り上げ、 ご紹介いただきました。
また、後半からは、参加された受講生のみなさんで、 各自が関心を持つ社会的な課題から創造的アプローチ(アートプロジェクト)を 考えるワークショップ。 個人ごとに考えたアイデアを発表しつつ、各チームごとに別れて、 議論を深めていきました。 毎年、こちらの授業は 制作コースにとっては、個人の制作だけではない 社会とアートとのつながりを考え、企画コース生の考えを知り、 企画コースにとっては、制作をする人がどんな考え方をしているのか、 創造的なアプローチにはどんな手段や方法があるか、を
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