

12/19 企画「企画をつたえる」(神長敬さん)
12月19日の企画コースは、株式会社KITABAの神長敬さんをゲストのお招きして、 KITABAが取り組むまちづくり、地域づくりの活動についてお話しいただきました。 はじめのアイスブレイクでは、 シンクスクール神長さんの講座ではおなじみの「おにぎりの具」。 みんなが好きなおにぎりの具を質問しながら、 好きなおにぎりの具一つとっても、三者三様いろいろな好みが出てくるように、 まちづくりにおいても、まちをよくしたいという思いは一緒でも、 その方法ややり方はいろいろな考え方がある、と神長さん。 また、これまでの活動の紹介では、 札幌市民なら馴染みのある「市電」「石山緑地」「永山邸」などの 計画などは勿論のこと、新ひだか町や芽室町の活性化支援などについても 詳しく事例を説明いただきました。 1つ1つのプロジェクトについて、 表層だけではわからない人々の思いやそのグラデーション、についてお話いただき、 地域の数だけ、それぞれの問題や、課題があるということが見え、 その奥深さを感じるとともに、難しさも実感しました。 後半はなぜなぜ分析。 2人1組で相手の企画
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12/19 制作「短編映画をつくろう!制作編」
12月19日の制作コースは前回に引き続き、 高橋研太さん、常松英史さんにアドバイスをいただきながら、 短編映画を制作する授業でした。
前回授業では、作品のタイムラインや構成、カットについて 教室で相談しましたが、きょうは撮影と編集作業。
とはいえ、授業内の時間は限られているので、
各チームそれぞれ個別に打ち合わせをして、 授業までにほとんどのチームが撮影を終えてきてくれました。 屋外で撮影をしたチーム、テラス計画を使って撮影したチーム、 会議室を貸し切って撮影をしたチームなど、 内容が違えばシチュエーションもばらばらで、おもしろいですね。 さて、授業の前半では、常松さんから、編集の基礎的な部分をレクチャー。 映画監督のウォルター・マーチさんによれば、 カットのつなぎ目に正解はなく、つまるところ、「編集者の感覚」なんだそうです。 何度も何度もカットをつないでは、再生して、間を検討して〜を繰り返し、
何回やっても「ここ!」となったタイミングがベストとのこと。 また、小さい画面で見た時よりも、大きい画面で見た時のほうが、 間が詰まって見えるようで
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12/5 企画コース「企画をつめる」
12月5日は、企画コース担任の酒井秀治さんによる最後の授業。 今回は、先生から一方的に話すのではなく、みんなで一緒にじっくり相談をしたり、 考えたりする、という時間を大事にしながら進めました。 まずは、現在の企画プランをみんなで報告。 櫻井さんは、自身が興味を持っているサウナについての企画が、 自身の趣味や休暇の過ごし方に近く、プライベートな内容に寄りすぎているのでは? という点を悩まれていました。 自分の身近な問いや興味から出発することは大事だけど、 ただの趣味ではない、それ以上の広がりのある内容になっているか、 誰のために、誰に向けてそれを実施するのか、 とても大事な問いです。 土倉さんは、これまでの高齢者の単身住まいについての問題意識をベースにしつつ、 共同運営の「居酒屋」、かつ、高齢の方達が住まう、憩う居場所づくり、という企画に少しシフト。 店名もすでに決まっていて、「居酒屋おかえり」だそうです。素敵! 勿論、高齢の方だけでなく、若い人もその雰囲気に惹かれて、言ってみたいと思えるような場になれば、
双方にとって良いコミュニティや場作りにな
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12/5 制作「短編映画を作ろう!プラン編」
12/5の制作コースは、講師に映像監督・ディレクターの高橋研太さん、
フリーランスで数々の映像制作に携わる常松英史さんを迎えて、 チームで短編映像をつくる授業を行いました。 プラン編となる今回は、参加生徒のみなさんで4-5人ずつのチームをつくり、 授業内で制作してもらう短編映像の骨子を考えてもらいました。 まずは、自分たちのチーム内で好きな映像を持ち寄って、鑑賞会。 こんな映像のここが好きなんだ、という話合いからお互いの好きなものを知り合います。 そこから、共通点を見つけたり、みんなが撮りたい、興味のあるテーマを考えて、 映像撮影の練習として、4コマ漫画や文章に落とし込んでもらう作業をしました。 講師の先生は、みなさんの撮影プランを聴きながら、 設定やシチュエーションで、リアリティを出していかないと、 限られた予算や時間の中では、見れる物にならないよー、とか、 物語としてまとめようとすると、チープなものになってしまうので、 こういうカットを撮りたい、という感覚から撮影プランを決めていく方法もあるよ、 などのアドバイスがありました。 みなさん、チー
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