

1/30 「卒業制作に向けて」(今村育子さん・高橋喜代史さん)
きょうの制作コースは、 いよいよ会期スタートまで残り二ヶ月程となった卒業制作展について、 出展される受講生全員の展示プランについて、 じっくり相談・アドバイス(=チュートリアル)を行いました。 この日の先生は、事務局の今村育子さんと高橋喜代史さん。 ゲスト講師の方から活動紹介や作品制作のコツについてレクチャーいただく時間とあわせて、 こうして、一緒に皆さんの成長を見守ってきた専任の先生と 話し合いをしたりする時間もシンクスクールでは大事にしています。 (先生に作品プランをプレゼンしているようす|制作コース飯田さん) さて、授業の内容ですが、高橋さんからは、まず皆さんに ① なぜ、それをつくるのか? ② どう、それをつくるのか? の2点を意識してみましょうとのアドバイス。 皆さん、制作の悩みは人それぞれ。 どうしてそのテーマなのか、どういうことを表現したいのかは決まっているけど、 それを表現としてどのような形に落とし込むのかがわからないという人もいれば、 逆に、作りたいものはおおよそ決まったけど、 どうしてそれをつくるのかというテーマ設定が今ひとつ
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1/16 企画「卒業企画にむけて」
1/16、年明け最初の企画コースは 事務局メンバーであり、シンクスクール専任講師でもある 今村育子さん、高橋喜代史さんを交えて 生徒のみなさんの個人企画について、じっくり相談・アドバイスの時間でした。 12月の授業から期間がすこしあきましたが、 みなさん、どんな企画プランに仕上がっているのか楽しみです! さて、「メッセージを書き込んだ凧を揚げて誰かに思いを伝えるプロジェクト」を構想中の浅里さんは、 だんだんと企画の中身が詰まってきた分、 細かいディテールについて生徒のみんなや先生から、ツッコミがありました。 第三者の立場で考えたときに参加したいと思えるか、いくらぐらいの参加費なら参加しようと思える?
イベントの中でつくる凧のクオリティは?イベントはどういう順序ですすめる? また、その順序で進めるのが一番効果的?などなど。 企画のディテールを考えると、ひとりひとりのプランの荒いところや 改善点も見えてくるので、こうしたやりとりもとっても大事な部分です。 また、メイクに関心のある稲田さんは、 デパートのBA(=ビューティーアドバイザー)さんをチカホに
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1/16 制作「作品について -レクチャーと講評- 」
新年最初の制作コースは、 美術家として国内外でご活躍の鈴木涼子さん(http://www.ryokobo.com/)による 活動紹介と、各受講生の卒展プランアドバイスでした。 まずははじめに、鈴木さんの作家歴・キャリアのスタートから これまでに経験した数々の展覧会についてのお話。 もともと版画家として公募展などで作品を発表していた鈴木さんですが、 途中から、なかなか認めてもらえなかったり、行き詰まった時期があったようです。 その中で、自分ってなんだろう、自分の魂がこもった作品にするにはどうすれば良いだろう、 と自身に問いをたてて、さまざまな考え方や思想にふれながら、 現在のような、自分の顔や体をシリコンでかたどる作品に昇華されていったとのこと。 また、これまでに海外各地で経験した展覧会のようすも詳しくご紹介。 海外展は修行と語る鈴木さん。 日本での当たり前が通じない異国での展示インストールは、 言語はもちろん、機材などさまざまなトラブルの可能性があるとのこと。 これから、いろいろな地で展示したいと考えている受講生にとっては、
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