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7/15 企画コース「企画者になるために」

今回の講義は公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京事業推進室事業調整課長である森司さんをお招きしました。

昨年も来て頂き、森さんの講義後から課題にむけて勢いがつき始めた気がします。

まずは森さんが手掛けているプロジェクトの紹介をしていただきました。

そして、やはりこの言葉。「徹底的に言葉にする必要がある」

チームは言葉を飲まない関係性を築いていくこと、良い事も悪い事もチームで共有していく事が大切だと教えて頂きました。

そして、芸術におけるハレとケの「ケ」の役割についてしっかりと教えて頂きました。

そして、レクチャーの次はグループごとに森さんとディスカッションをしました。

事務局の私は、森さんの進めるディスカッションのあまりの勢いに写真を取るのを忘れて前のめりで聞き入ってしまいました。お許しを。

森さんから、グループごとに今考えているグループ課題について質問をしていき、どんどん言葉にさせていきます。決めさせていきます。

「決めないと違う事にも気がつかない」「決めないと進まないから決めて!」「具体的に、何色?何時?」等々

どんどんセメて行く森さん。

す、すごい・・・・すごいです。後ろでみていて、生徒さん達の座っている姿勢が前のめりになっていくのが目に見えてわかりました。

言葉数もどんどん増えていき、声も大きくなっていき、教室がザワザワしていました。

ディスカッション中生徒さん達は少々戸惑ったかもしれませんが、講義後の感想レポートの文字数が格段に増えていました。

私は後ろで見ていただけですが、短距離走を全力疾走した後のような感覚になりました。

すごい。森パワー恐るべしです。

ディスカッションの後、それぞれアドバイスをもらい講義は修了。

講義後の懇親会も昨年同様、とっても勉強になり楽しい時間となりました。

森さんありがとうございました。

次回の講義は、アーティストの磯崎道佳さんによる「アーティストがつくるアートプロジェクト」です。

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