1/20 制作コース「常識の破壊活動」
今回は、なななんと世界的な芸術家である西野逹さんをお招きしての授業です。
とんでもなく緊張しましたが、とても気さくな方で(気を使わせないようにしてくれる)方の力を抜くことができました。
個人的な話ですが、大ファンなので数ヶ月前からドキドキしていました。
そして、昨年2017年の別府でのプロジェクト、「西野逹 in Beppu」が記憶に新しいですが、これにももちろん行ってきました。
西野逹さんといえば、マンハッタンに立つコロンブス像にリビングルームを建設した「Discovering Columbus」や、シンガポールビエンナーレ 2011でマーライオンを取り込んでホテルを建設した「The Merlion Hotel」が近年の代表作ですね。
パブリックなものをプライベートに変えることで日常的な観念を壊すというのがコンセプトの一つになっています。
そこで今回の講義のタイトルは、
「常識の破壊活動」
タイトルも最高。
この日は企画コースからも受講者がたくさんいたので教室は両コースの受講生で賑わってました。
(もう一方のコースを1コマ受けれる制度があります)
はい、Nishi Tazsuさんです!現在は東京とベルリンに住みながら世界中で活躍されてます。

武蔵美術大学を卒業し、ドイツのミュンスターの大学に行ってからの活動紹介をしていただきました。
西野さんは訪れた土地、作品を発表する土地で必ず「散歩」をたくさんするそうです。
地元の人が気づかないような小さなものに気づいたりすることもあるようで、驚かれることも多々あるとか。

赤い建物がシンガポールのマーライオンホテルの外観です。

こちらは、あいちトリエンナーレでの作品。。。
これがまた、おんもしろくて、皆笑いがとまりませんでした。
展示にかくされたエピソードを聞くというのは、本当に贅沢で面白いです。
そして、続いては別府でのプロジェクトについて。

別府名勝である「地獄めぐり」ならぬ、「芸術めぐり」と称して街中に作品を点在させてます。
軽トラに街灯が串刺しになってます。。。。。
この作品をどうつくったのか、とても気になっていましたが、懇親会で聞くことができて嬉しかったです。
(個人的な感想ですみません)

まだまだ、作品についてお聞きしたかったですが、
つづいては、制作コース受講生の作品・作品プランへの好評をしていただきました。


「なんで、この作品をつくるのか、自問自答しながら嘘でもいいから言葉にしていくことが、自分のこれだ!というこもをみつけるてがかりになっていく」という言葉が印象的でした。

ヨーロッパの美大では言語化していくことが非常に重要視されるとのこと。
西野さんは自分のこれだっと思うものがみつかるまで、美大にい続けようと7年間美大に通ったとのことです。

説得力のある言葉の数々。
懇親会も盛り上がりました〜〜〜。

西野さん、ありがとうございました。
次回の制作コースは、
2/10 アーティストの磯崎道佳さんによる「自分の作品を言葉にする」です。
その前提となるお話が今回きけたので、良い流れですね。