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11/11 制作コース「上演一般批評を考える」

今回は、劇作家の岸井大輔さんをお招きしました。

岸井さんは1995年より他ジャンルで遂行された創作方法による形式化が、演劇で可能かを問う作品群を発表し、近年は戯曲概念の拡張を考察、実験している方です。

代表作は、「potalive」「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」など。

まずは、「リサーチ」についてレクチャーをしていただきました。

岸井さんはリサーチのために、その場に「通う」ではなく「住む」こということを長い間していたそうです。

第一次世界大戦から現代にいたるまで、社会的な目線からアートが常にどのような位置にあったのか、その必要生などお話いただきました。

続いては、外へ出てのワークショップを行いました。

公共空間へ出て、「音」を沢山ひろいます。

どんな種類の、どんな小さな音でも良いので広い、紙にかいていきました。

それを皆で自分の聞こえなかった音、自分が拾った音を発表し合います。

それを数回くりかえしていきました。

どの距離の音を拾っているのか、自分の音は拾っているか、皆それぞれ違ってびっくりします。

繰り返していくほどに音に神経質になっていったり、

聞こえなくなっていったりもします。

自分自身の神経がどこへ向きやすいのか、性質というか、癖が良くわかります。w

これもリサーチの手法なのですね。

とても面白いワークショップでした。

岸井さんには翌日に別枠で読書会もしていただき、盛り沢山な2日間となりました。

どうもありがとうございました。

次回は、11月18、19、20日の2泊3日で、企画コース制作コース合同の合宿です!!!!スペシャルな講師と共にニセコへ!!

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