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6/16 「わかりあえないことからはじめるワークショップ」

今週は、なななななんと劇作家/演出家の平田オリザさんが来札されました!

受講生の中にも、この講義を楽しみにしているという方がかなりいました。 かくいう僕も期待と緊張でそわそわでした・・・。

平田オリザさん

この日は合同授業ということもあり、企画コース、制作コースあわせておよそ30名が参加。

「コミュニケーション」というのが、今回一つのキーワードです。

体を動かすワークショップだったため、地べたに座ってのスタート。

やはり、まだまだ受講生どおしお互いに知らない部分もたくさん。かたーい雰囲気が漂っていますね。

みなさん静かです(笑)

出会って日も浅いし、仕方ないですね。

まあ、これからゆっくり親睦を深めてもらえれば・・・なんて、思っていたのですが、

いざ、ワークショップが始まると・・・・。

みなさん、とっても楽しそう!!

はじめはグループづくりのワークショップだったのですが、オリザさんの組み立て方の上手さもあり、みるみる場に活気が生まれていきます。

あれ、ワークショップってこんなに面白かったっけ?というぐらい、引き込まれる内容でした。

また、単純に面白いだけではなく、都度、ワークショップの仕組みを解体して説明してくれるため、

マネジメントや企画を考えたい人にとっても意義深いものでした。

この他にも、台本を使った簡単な劇のセリフを考えたりと、ここでは紹介しきれない内容が盛りだくさんでした。

実はぼくは、事前にオリザさんの著書を読んで予習のうえ、講義に臨んだのですが

そこで紹介されている内容などがたくさん詰め込まれていました。

かといって、理論一辺倒な感じは全くなく、

むしろ、自然と肌に染み込んでいくような心地よさがあります。

「コミュニケーション」を通して平田オリザさんの芸術観が透けて見える感じがとっても印象的でした。

あまり話しすぎるといけないので、紹介はこのあたりで。。。

内容が気になる人は、ぜひ本を読んでみてください。

「演劇入門」などは、ハウツー本というわけではなく、一般の人が見ても面白い内容で、膝を打つことしきりです・・・!

(スタッフ 櫻田)

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