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3/23 「卒業企画/制作 講評」(荒木夏実さん)

この日は、ついにThink Schoolの卒業制作+卒業企画の講評でした。

東京芸大より荒木夏実さんをお招きし、レクチャーと講評をしていただきました。

レクチャーでは、これまで手がけてきた展覧会の事例を交えながら、

社会と美術の可能性、接点について踏み込んだお話。

森美術館でお仕事されていた際の展覧会「ディン・Q・レ展:明日への記憶」(2015年)など、アフリカ、アジアなど多文化への眼差しが垣間見え、これまでとは違った刺激がありました。

そして、レクチャーのあとは、会場をSCARTSへ移し、企画コースの講評です。

それぞれが準備してきた企画プレゼンを3分で発表し、荒木さんから質問・コメントをもらいます。

そこは、さすが沢山の展覧会を企画された実績を持つ荒木さん。

発表に対する的確な指摘に、生徒たちが言い淀む場面も。。。

また、企画コースの次は、制作コース卒業制作の講評です。

こちらも一つひとつの作品を見ながら、作品の表面ではなく奥底の部分に切り込むような、

言葉を沢山もらいました。

「正論ではなく、個人の問題と向き合ったものを見せてほしい」など、

ちょっとドキッとするような厳しい意見もありましたが、

これから制作を続けるうえで避けて通れない大事な話が沢山出てきました。

そして、最後は教室のまちづくり会社に戻り、審査結果の発表です。

2018年度、Think Schoolの最優秀賞は、

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企画コースが、濱田智紀さん。制作コースが、和島ひかりさんに決定しました!!!

濱田さんは、もみじ台団地の活性化をスタッフin レジデンスという方法で提示した点、また、足を使ってリサーチした説得力が評価されました。

そして、和島さんは、制作の経験があまりなかったにもかかわらず、自分の個人的な問題をアニメーション作品に昇華させた点が評価されました。

お二人ともおめでとうございます!!

(企画コース:濱田智紀さん)

(制作コース:和島ひかりさん)

なお、優秀賞に輝いた2人には、今後、テラス計画での個展、および、プロジェクトの成果報告展を実施していただきます。

今回よりも更にグレードアップした展示が2019年度に展開される予定ですので、

乞うご期待!!

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