Think School 2019 講師紹介vol.1（道外編）
「講師紹介vol.1」では道外からお越しいただく筧菜奈子さん、飯石藍さん、金氏徹平さんの3名をご紹介させていただきます。
2019年も各分野でご活躍されている豪華講師陣となっておりますので、ぜひ、講師紹介最後までご覧ください！
筧菜奈子さんの講座では、現代アートがなぜ難しいと思われているのか？その理由を解説してもらうことで一気にわかりやすく親しみを持てるようになります。
飯石藍さんの講座では、まちづくりといっても「どこから？何から始めればいいの？」という疑問を払拭してくれるレクチャーと、ワークショップを予定しています。
金氏徹平さんは、日本を代表する彫刻家の1人と言えるでしょう。そのアイデアの豊富さ、彫刻を軽やかに拡張していく創作の秘密に迫りたいと思います。
Think School 2019 講師紹介vol.1（道外編）
◾️筧菜奈子（かけい・ななこ）｜日本学術振興会特別研究員
講座｜6/1「はじめまして、現代アート」 企画コース・制作コース合同
1986年生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士（人間・環境学）。著書に『めくるめく現代アート――イラストで楽しむ世界の作家とキーワード』（フィルムアート社、2016年）、共訳書にティム・インゴルド『ライフ・オブ・ラインズ――線の生態人類学』（フィルムアート社、2018年）がある。現在、日本学術振興会特別研究員。岡山大学、京都精華大学などで非常勤講師をつとめる。
◾️飯石藍（いいし・あい）｜株式会社nest取締役/公共R不動産ディレクター
講座｜6/22「まちのひととつくり育てる、わたしたちの居場所」 企画コース
遊休化した公共施設・公共空間の活用・マッチングを進めるためのメディア”公共R不動産”に立ち上げからに参画し、現在はメディアの運営だけでなく自治体からの公共空間活用に関する相談・企画・コーディネートも実施。全国各地のまちで公共空間活用に関するプロジェクトに伴走者として携わりながら、地元豊島区の公園”南池袋公園・グリーン大通り”の企画・事業推進など、街のプレーヤーを巻き込んだまちづくり会社"nest"の取締役として、エリア価値を上げていくための公共空間活用プロジェクトを推進している。
◾️金氏徹平（かねうじ・てっぺい）｜美術家、京都市立芸術大学彫刻科専任講師
講座｜7/6「スカルプチャーのオバケのレクチャー」 制作コース
1978年京都府生まれ、京都市在住。2001年京都市立芸術大学在籍中、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（ロンドン）に交換留学。2003年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。現在、同大学彫刻専攻講師。日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求。個展「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」（丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2016）、「四角い液体、メタリックなメモリー」（京都芸術センター、2015）、「Towering Something」（ユーレンス現代美術センター、2013）、「溶け出す都市、空白の森」（横浜美術、2009）など国内外での展覧会のほか、舞台美術や装丁も多数。あうるスポットプロデュース「家電のように解り合えない」（2011）、KAATキッズ・プログラム2015 おいしいおかしいおしばい「わかったさんのクッキー」（2015-2016）での舞台美術をはじめ、「tower(TEATER)」（2017-）で自身のドローイング、映像作品の舞台化に取り組む。
写真撮影：川島小鳥
