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Think School 2019 講師紹介vol.5(道外編)

「講師紹介vol.5」では道外からお越しいただく卯城竜太さん、山口周さん、天野太郎さんの3名をご紹介させていただきます。

卯城竜太さんには、Chim↑Pomの活動について話してもらいます。公共空間に介入するこれまでの作品と、近年の公共的空間をつくりだす「新しい公共」とは何か。また、その一方で体をはった身体的な作品も発表している幅の広い制作活動から、個人と公共をめぐるレクチャーとなる予定です。

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の著者である山口周さんには、アートとビジネスというこれまで縁遠かった2つの世界を結びつける視点からレクチャーをしていただきます。専門分野であるイノベーションや組織開発などの話も交えながらビジネスに必要なアートについての講義です。

札幌国際芸術祭2020統括ディレクターの天野太郎さんにも講義をしていただきます。現代アートを取り巻く環境の変化と、アーティストが今後考えていくべきことについてのレクチャーと、札幌国際芸術祭ディレクターに作品を見ていただきアドバイスをもらえるという大変貴重な機会となります。

Think School 2019 講師紹介vol.5(道外編)

◾️卯城竜太(うしろ・りゅうた)|Chim↑Pom

講座|12/14「天才ハイスクール!!!!」 制作コース

Chim↑Pomは、2005年に東京で結成されたアーティスト集団。時代のリアルを追究し、現代社会に全力で介入したメッセージの強い作品を次々と発表。世界中の展覧会に参加するだけでなく、自らもさまざまなプロジェクトを展開する。また、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで「観に行くことができない」国際展「Don’t Follow the Wind」の発案とたちあげを行い、作家としても参加。以来、さまざまな「ボーダー」をテーマにしたプロジェクトも展開。2015年、Prudential Eye AwardsでEmerging Artist of the Yearおよびデジタル・ビデオ部門の最優秀賞を受賞。

◾️山口周(やまぐち・しゅう)|コーンフェリー シニアパートナー

講座|1/11「ビジネスにおけるアートとサイエンスのリバランス」 企画コース

1970年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループ等を経て、現在はコーンフェリーのシニア・パートナー。一橋大学経営管理研究科非常勤講師。専門はイノベーション、組織開発、リーダーシップ育成。著書に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』はアマゾンベストセラー、2018年度ビジネス本大賞準大賞受賞、HRアワード最優秀賞受賞。その他著書多数。

◾️天野太郎(あまの・たろう)|横浜市民ギャラリーあざみ野 主席学芸員/札幌国際芸術祭2020 統括ディレクター

講座|2/8「美術をめぐる環境はどう変わったか? 傾向と対策」 制作コース

横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員、多摩美術大学など大学非常勤講師。北海道立近代美術館を経て、1989年から横浜美術館を中心に国内外での数々の展覧会企画に携わる。横浜トリエンナーレ・キュレーター(2005, 2011※ 2014※ / ※はキュレトリアル・ヘッド)を務めたほか、『ルイーズ・ブルジョワ』展(1997)、『奈良美智IDON’T MIND, IF YOU FORGET ME.』展(2001)、『現代の写真I, II, III』(1996, 2000, 2004)、「石川竜一」展(2016)、「新井卓」展(2017)など多数。

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