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9月2日「社会活動で仕事を作る」草野武史さん


今回はNPO法人ezorock 代表理事、合同会社森のピタゴラス業務執行社員の草野さんをお招きして、レクチャーとワークショップを行いました。

「意味のあることで小遣い稼ぎ」最初に出てきた言葉はこれでした。この言葉の意味とは…?

最初にご紹介いただいたのは大きめの袋。

まずは匂いを嗅いでみてと草野さん。



なんだかモナカ?のような匂いがしました。香ばしかったです。

虫谷さんはおこしの匂いがするとおっしゃっていましたが、これがご名答!

原料はお米で、お米が袋に30%含まれている袋なのだそうです。



次に、A4紙を四分割、短冊折に。

①名前②仕事③シンクスクールに入ったきっかけ

④子供の頃に好きだったもの・ことを書きました。


起きた時間が早い順から発表しました。

草野さんにスタッフも全員自己紹介をしました笑

楽しい時間になりました!


次は「Ezo rock」 のお話について。

Ezo rockってなんなんでしょう?

Ezo rock設立以後は、主に環境対策活動を実施していましたが、

最近は福祉事業なども実施している団体のようです。

いただいた冊子には、若い人たちへの取り組みがたくさん載っていました。

参加者・コーディネーターのコメントもあり、非常に参考になる内容でした。

冊子の中に、草野さんが人生に大きく影響した一言もありました。

例として挙がった「主体性であれ」。これは草野さん達が非常に大事にしている言葉だそう。

次世代との協働プロジェクトを推進することで生まれる、課題のプロセスから学びがある、ともおっしゃっていました。発想力・行動力が凄まじく、お話を聞くだけで圧倒されてしまいます。

また、北大の自転車を修理したり、中央街にある自転車を移動したりもするそう。


さて、また発想力のある考えが生み出されます。

限界集落の家をリノベして移住したり、地域と若者を組み合わせたらどうなるんだろう?

以下に様々な例を書いていきます。

例として、進路に迷っていた崎川さん。そんな中、草野さんは崎川さんに「巨木を見に行きませんか」と誘われます。

その木は石狩市浜益の、樹齢1500年のいちいの木。北の縄文杉と呼ばれています。

その後、崎川さんは最年少で樹木医になり、なんと、この木の専門医にもなったそう!

毎年冬ツアーもしているようです。気になる方はチェックしてみてください!


また北大の院に通っていた崎川さん。 草野さんの元に相談に来て、一流企業の内定全部蹴ったという内容の報告…すごすぎます!

支援するから自立できるようにしよう!となり、一緒に仕事を作り、

森のピタゴラスを作成し、樹木医に・・・すごい経歴です・・・


やはり重要なのは、若者と共にミーティングを行い、課題の前線に足を運ぶこと。

草野さんの元では行動力が試されます。

また、青年期後期〜成人期前期はアイデンティティの確立の時期。

その後の価値観に大きな影響を及ぼすので、社会と関わるのが当たり前のライフスタイルになるのだそう。


最初は環境対策のみだったのが、福祉など社会にもっと深く関わっているEzo rock。

いろんな人達も所属していて、これからの活動にも期待です。


あとは最近の仕事について。

一つ目に、未利用資源の活用をしているそう。蝦夷鹿の皮を活用し、スタッフが小物を作って販売することもあるんだとか!

二つ目に、「雪どけのさくらんぼ」について。

雪どけのさくらんぼができるまでをご紹介します。

まず果樹園の人手不足からお手伝いを開始。

果樹が一気に実になるので収穫しきれず、売り先もなく腐ってしまうので、作業は難しい!

半分ボランティア、深くできる人たちで取り組みました。

自分たちの方で収穫して買い取って、冷凍したさくらんぼを1年かけ良い状態にし、研究を重ねました。

いつ冷凍したら良いのか?いつが食べごろなのか?

結果「雪どけのさくらんぼ」が完成!

完熟をすぐ冷凍するのが良く、半どけが美味しいらしいです。食べてみたい!


この雪どけのさくらんぼは、ライジングサンで販売をして1000食完売したそうです!

冷凍さくらんぼは市場がないからこその結果だったんですね。



他にもいろんな仕事をされています。

草野さんは、「利益を求めてやったというよりは、資源ができたので、それをまた還元する目的がある。」とおっしゃいます。


ここで質問コーナー!

Q:雪どけのさくらんぼは冬でも売れると思う。冬のアイスがあるので

A:そういうのも攻めていきたいです。市場がないところに価値ができたので。


Q:プロジェクトが複数動いているが、リーダーはコーディネーター?ボランティア?ボランティアならどう動かすのか?

A:基本職員(6人+4人くらい)、チャターというアプリの中でたくさんのプロジェクトが動いています。

マネジメントの面で言うと様々な人が集まってミーティングをしています。

内部の情報は全て可視化されていて、進行役や議事録係などもいるので記録されていきます。


Q:次ターゲットにしている過疎地は?

A:「179リレーションズ」というサイトに、関わったことのある町が書いてあるのですが、

その中で高須町が面白かったです。「あったかす」という言葉を地域の方達が用いていて、その意味はあったかい街。それをもとにグッズ化できたら面白いですよね。外から関わった2、3泊した子も「本当にあったかすですね」と移住した人もいました。ブランドのズレがない街です。



また面白い町を紹介してくださいました。

秩父別町です。高橋さん出身の妹背牛町の隣の町で、人口は2000人。

町が丸く存在しているのに、1部にしか人が住んでない町なのだそう。密集地帯が一部にあるという感じですね。

また人口が密集していることもあり、さらに飲み屋さんが多いことで、人々のコミュニケーションが多いコンパクトシティの最先端なのだそう。


次は森のピタゴラスで遊びます!

森のピタゴラスとは、木でできた木育を目的とした玩具です。

写真の通り、立てられた板に小さな穴がたくさん開いていますね・・・


これも作るのに苦労がありました。

何ミリ穴を開けるのか、どういう木材を使うのか、どの暑さの板を使うのか・・・でも

とりあえず面白いおもちゃを作ろう!様々な葛藤の末生まれたのが、この森のピタゴラスです!


森のピタゴラスは児童館にも多くあります。

児童館には今までの木のおもちゃは高すぎたり、子供に受けなかったりしたようですが、

森のピタゴラスは非常に人気な様子です。長い子は3時間熱中する子も!

台数は児童館に150〜200台はあるのだとか!

一台の値段が5万円なのでお買い求めしやすいのも要因ですね。

また、児童館の人に木育をプレゼンすることで設置に繋がったということです。


使い方は簡単!

穴に棒を刺していき、様々な木材で出来た木の板を載せていきます。

それをどんどんビー玉が転がるコースにしていく、というもの!

早速実践してみましょう!


下の写真は使用する棒と木の板です。

木の板はS・M・Lの長さがあり、木の種類は6種類!

棒が刺さっている様子



ちなみに、森のデカゴラすという大きいサイズのものもあります!

こちらはイベント等で使用するみたいですね。



順調にコースを組み立てていきます!組み立て方も個性が出ていて面白いです!





森のピタゴラスは、今回は1人一台でしたが、一台で2人で遊ぶのも楽しいのだそう!

「この子が2人で遊んでるの初めて見ました!」との声もお寄せいただいたそうです!

また、森のピタゴラスは福祉の分野にも繋がります。施設の運営や放課後デイサービスに繋がったことや、手先を細かく動かすことでの手や頭のリハビリに繋がりますよね。


年齢問わず遊べる森のピタゴラス、皆さんもチェックしてみてください!

https://morinopitagoras.life/

最後に、草川さんからのお言葉。

「小さなことを積み重ねることが大事、諦めることも時には大事」


本当にその通りだと思います。トライアンドエラーをすることで成長できる。

その言葉を胸に行動していけたら、と思います。


今回も楽しい授業になりました!

次回の授業は合同授業で、卯城竜太さんによる「天才ハイスクール!!!!」です、お楽しみに!






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