シンクスクールとは?
About
シンクスクールは、北海道初となる「アー ト」と「まちづくり」を学べる学校として2016年に開校し、2020年で5年目を迎えます。芸大や美大、現代美術館のない北海道で、いつでも誰でも現代アートとまちづくりが学べる環境を作り、芸術文化および、まちづくり活動を推進していくことを目的に設立しました。
シンクスクールは、幅広い年齢と職業の人が通う学校です。異なる価値観や背景を持った人たちが集うことで、新たなアイデアやイノベーションが生まれる場となることを目指しています。
講師や仲間とともにアイデアをカタチにする体験をし、自身の世界を広げていくことが、自らの手で豊かな社会や環境に変えていく一歩となるでしょう。
札幌駅前通まちづくり株式会社
シンクスクールが目指す3つのミッション
1. 世界を探索し、自分を探求する
世界の広さや歴史を探索すると同時に、自分の興味関心やモチベーションを深く探求します。
自らの知的好奇心を引き出すことで、自由になるための手法を学びます。
2. クリエイティブ思考を育てる
アートとまちづくりを軸としたクリエイティブ思考に触れながら、
身の回りの環境や状況をポジティブに変えていく発想力や創造力を育みます。
3. ネットワークを構築する
アイデアを形にすることの面白さをわかちあえる仲間や講師と出会い、
ネットワークが広がるため、人生がより楽しく豊かになります。
シンクスクールのプログラム
異なる要素を組み合わせたプログラムが、シンクスクールの特徴です。
まちづくりの協働性 × アートの創造性をかけあわせることで、これまでの企画立案や作品制作とは異なるプロセスで、企画や作品を考える手法を学びます。
まちづくりの協働性 × アートの創造性をかけあわせることで、これまでの企画立案や作品制作とは異なるプロセスで、企画や作品を考える手法を学びます。
まちづくり × アート
企画コースと制作コースの合同講座では、ダイアローグ(対話)を大切にしています。企画と制作の異なる立ち位置からフィードバックをもらうことで、物事を捉える視界が広がります。
企画 × 制作
カリキュラムは「オリエンテーション」→「探索:インプット」→「探求:アウトプット」と3つのステップで進み、授業内でもインプット型学習のレクチャーと、アウトプット型学習のワークショップ、ディスカッション、ファシリテーション、プレゼンテーションなどを組み合わせて学びます。またスタジオヴィジットや研修ツアー、卒業展示など外での活動の機会を豊富に設けています。
インプット × アウトプット
様々な課外活動
バスツアー (任意参加)
実物にふれ体験することも重要と考え、時には教室の外に飛び出していきます。これまでに、国際芸術祭や美術館、先進的なまちづくりを行う街、アーティストのスタジオなどを視察見学しました。いつもと違う環境とダイレクトに出会えることや、生徒同士の交流も生まれることから大変好評の授業です。
企画・制作合同合宿 (任意参加)
2泊3日の企画・制作コース合同合宿を2017年はニセコ、2018年は定山渓、2019年は由仁町で行いました。個人面談を中心に、自身のやりたいことや興味のあることを時間をかけて探ります。企画と制作が合同でディスカッションする時間や交流会も大いに盛り上がりました。
※現在調整中につき、実施しない場合もございます。
研修旅行 (任意参加)
世界の動向を知り、より広い視野を獲得するために、国際芸術展や他都市のまちづくり会社へ視察を行っています。2016年は「あいちトリエンナーレ」や「港まちづくり協議会」を訪問しました。2017年は、10年に1度開催のドイツ・ミュンスター「彫刻プロジェクト」と5年に1度開催のカッセル「ドクメンタ」を見学。2018年は韓国の「光州ビエンナーレ」、2019年は「あいちトリエンナーレ」「岡山芸術交流」など、現地の方に案内をしてもらいながら、それぞれの国、街、美術、建築、食文化などに触れる貴重な機会です。