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制作コースカリキュラム
アーティストとキュレーターから作品制作とプレゼンテーションの基礎を学ぶ
Orientation
新しい学びの入り口
2022年
5月21日 15:00-18:00 「オリエンテーション」(合同講座)
5月28日 15:00 - 18:00 「現代美術をわかりたい人のために、あえて美術の歴史をさかのぼる講座」(合同講座)
6月11日 15:00 - 18:00 「自分の視点を見つける」(合同講座)
Input
6月18日 15:00 - 18:00 「絵画論」
7月2日 15:00 - 18:00 「絵画課題の講評
7月23日 15:00 - 18:00「私の考える彫刻についてー思い通りにいかない物
と事から何かをはじめる」
8月6日 15:00 - 18:00 「作品制作のための写真史」写真課題の講評
多様な表現手法を知る
8月13日(土) 「室蘭アートプロジェクトバスツアー」
※参加費別途・任意参加になります。
8月20日 15:00 - 18:00 「空間に物事を置いてみる」
8月27日 12:00 - 14:00 「映像論」映像課題の講評
9月3日 15:00 - 18:00 「企画と制作と著作権」(合同講座)
10月15日12:00 - 14:00 前期展1「作品プラン相談会」
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
10月22日 15:00 - 18:00 「何かと私からはじめる、パフォーマンス」
10月29日15:00 - 17:00 前期展2「作品プランの決定」
11月12日 15:00 - 17:00 前期展3「作品展示」
12月3日 15:00 - 17:00 前期展4「講評」
12月17日15:00 - 18:00 「ソーシャルアクションとしてのアート」(合同講座)
1月14日 15:00 - 17:00 卒業制作1「卒業展について、作品プランの発表」
1月28日 15:00 - 17:00 「作品について」講評
2月4日 15:00 - 17:00 卒業制作 2「作品プランの決定」
2月18日 15:00 - 17:00 「ポートフォリオをつくる」講評」
Output
多様な表現手法を知る
3月4日 15:00 - 17:00 卒業制作3「作品を言葉にする」」
主任講師のご紹介
1年間を通じてシンクスクールを担当し、講座や受講生の進捗に応じてアドバイスを行います。
今村育子 | アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社
2006年より、人と人、人と物などの「間(あいだ)」についての関心から、光のグラデーションをモチーフにインスタレーション作品を制作し、国内外で展示を行う。主な展覧会に2022年「RIMOKON」Artothek,PLATFORM(ミュンヘン)、2019年「第7回札幌500m美術館賞入選展」500m美術館(札幌)、2017年「家族の肖像」本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌)、2016年「ともにいること ともにあること」北海道立近代美術館(札幌)、2014年「札幌国際芸術祭2014」500m美術館(札幌)、2011年「Living Art」札幌芸術の森美術館(札幌)など。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社し、「シンクスクール」「テラス計画」「パラレルミュージアム」などの企画を担当する。https://www.imamuraikuko.com
カリキュラムページ
高橋喜代史 | 美術家/一般社団法人PROJECTA
1974年北海道生まれ。異なる文化や言語を組みあわせることで、境界や領域を考察する作品を制作している。近年は人々の関心/無関心にまつわる映像インスタレーションを発表。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展、カナダ、ドイツ、中国でのグループ展など札幌を拠点に国内外で活動。1995年ヤングマガジン奨励賞、2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞、2010年JRタワー「アートボックス」グランプリ。2012年より、500m美術館の展示企画、札幌駅前通地下歩行空間でのPublic Art Research Center [PARC]やThink Schoolなどの企画や運営を行う。2015年一般社団法人PROJECTA設立。
https://takahashikiyoshi.com/
ゲスト講師のご紹介
各授業にゲストとして参加し、それぞれの経験と知識を活かしたレクチャーやワークショップを行います。
芳村直孝 | 札幌駅前通まちづくり株式会社 代表取締役社長
1959年生まれ/北海道大学法学部卒業後、札幌市役所勤務。都心まちづくり課長時代に、札幌駅前通まちづくり株式会社設立及び札幌駅前通地下歩行空間活用による収益をエリアマネジメント活動費に充当する仕組みづくりに携わる。その後、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)事務局長などを経た後、札幌市を早期退職し、2018年に札幌駅前通まちづくり会社に入社。札幌駅前通地区のビジネスパーソンや都心を訪れる人々と連携しながら、札幌駅前通地区を魅力ある都心の「顔」として育てるため、エリアマネジメントに取り組んでいる。
蔵屋美香|横浜美術館 館長
千葉県生まれ。千葉大学大学院修了。東京国立近代美術館勤務を経て、2020年より横浜美術館館長。主な展覧会に、「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」(2009年、東京国立近代美術館)、「ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945」(第24回倫雅美術奨励賞、2011-12年、同)、「高松次郎ミステリーズ」(2014-15年、同)、「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」(2015年、同)、「没後40年 熊谷守一:生きるよろこび」(2017-18年、同)、「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(2019-2020年、同)など。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館の田中功起個展「abstract speaking: sharing uncertainty and other collective acts」(2013年)で特別表彰。おもな著作に『もっと知りたい 岸田劉生』(東京美術、2019年)他。
山本雄基 | 画家
1981年帯広市生まれ。2007年北海道教育大学大学院修了。2012-13年札幌市文化芸術振興助成金によるベルリン滞在。2017年-naebono art studio共同運営。現在札幌在住。第30回ホルベインスカラシップ奨学生(2015年)、第5回大黒屋現代アート公募展 大賞受賞(板室温泉大黒屋/2010年)。主な展覧会に、山本雄基展(OIL by 美術手帖ギャラリー/2021年)、Endless.-山本雄基・牧田愛・木下玲子-(Tokyo International Gallery/2021年)、PLACE OF HELLO(Mikiko Sato Gallery/ 2020年)、Flatten Image-山本雄基・浦川大志展-(ギャラリー門馬/2019年)、VOCA展2014(上野の森美術館/2014年)、道東アートファイル2013(帯広美術館/2013年)など。
富井大裕| 美術家
1973年新潟県生まれ、埼玉県在住。2015-2016年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニューヨーク(アメリカ)に滞在。既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。現在、武蔵野美術大学准教授。
Photo by Keiji Okubo_squere
タカザワケンジ|写真評論家
1968年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。『Study of PHOTO -名作が生まれるとき』(BNN新社)日本語版監修。金村修との共著『挑発する写真史』(平凡社)。解説を寄稿した写真集に渡辺兼人写真集『既視の街』(東京綜合写真専門学校出版局、AG+ Gallery)、福島あつし写真集『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』(青幻舎)ほか。京都芸術大学、 東京綜合写真専門学校、東京ビジュアルアーツで非常勤講師を務める。IG Photo Galleryディレクター。
今村遼佑|美術作家
1982年京都生まれ。京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。日々過ごすなかで記憶に残ってくるものや、ふとした気づきを元に、現実の確かさと不確かさを探求するような作品を手がける。インスタレーション、映像、絵画など表現方法は主題に合わせて多岐にわたる。主な展覧会に「ヨコハマトリエンナーレ2011」(横浜美術館、2011)、「「アート・スコープ 2012-2014」―旅の後もしくは痕」(原美術館、2014)、「雪は積もるか、消えるか」(個展、アートラボあいち、2018)など。2016年、ポーラ美術振興財団の助成を受けてワルシャワに1年間滞在。
伊藤隆介 | 映像作家/美術作家
札幌生まれ。東京造形大学卒業、シカゴ美術館附属美術大学大学院修了。実験映画、ビデオ・インスタレーションなどを中心に制作や発表を行っている。近年の主な展覧会に個展「天神洋画劇場」(三菱地所アルティアム)、グループ展「ジオラマとパノラマ―DivertingRealities」(京都芸術センター)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.05 見えてる風景/見えない風景」(高松市美術館)、「美少女の美術史」(北師美術館・台湾)、「The Remains of Cinema」(グラーツ美術・メディア芸術館、オーストリア)、「Re:Quest-1970年代以降の日本現代美術」(ソウル大学校美術館、韓国)、「札幌国際芸術祭2017」(モエレ沼公園)など。
川上大雅|弁護士・弁理士・ギャラリーディレクター
札幌市内にて、札幌北商標法律事務所とギャラリーsalon cojicaを運営。弁護士・弁理士。様々な側面から創作を支え、法律と美術の間で活動を続けている。特技はスキー。salon cojicaのほかの近年の活動として、NMAライブ・ビデオアーカイブ(2017)、中崎透 × 札幌 × スキー「シュプールを追いかけて」(2017)、なえぼのアートスタジオ(2017-)、geidaiRAM(2018-)など。
工藤安代|特定非営利活動法人Art & Society研究センター 代表理事
東京生まれ。多摩美術大学卒業、南カルフォルニア大学大学院、埼玉大学大学院文化科学研究科博士後期課程を修了。民間企業にて公共・民間組織におけるアート・コミッション事業に携わった後、社会・地域における芸術文化活動の研究活動に取り組み、2009年現法人を設立。プロジェクト型アートのアーカイブ活動や都市空間を活用したプロジェクト等をおこなう。近年はソーシャリー・エンゲイジド・アートに関する研究会や展覧会等を主催。主な著作に『パブリックアート政策』、翻訳書『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』、編集『ソーシャリー・エンゲイジド・アートの系譜・理論・実践』等がある。
鈴木涼子|美術家
北海道札幌市在住。ジェンダーをテーマに、人間の欲望や社会の歪みに焦点をあてた作品を制作している。2007年文化庁の新進芸術家海外研修員としてドイツで1年間研修。2004年上海ビエンナーレ(上海美術館)、2007年「Global Feminisms」(ブルックリン美術館)、2013年「Body,Being Here」(テグ美術館)、2018年「The Women Behind」(Museum on the Seam/エルサレム)などの国際展にも多数参加。第20回東川賞特別賞、第15回道銀芸術文化奨励賞受賞、北海道立近代美術館、東京都写真美術館、上海美術館、他、多くの美術館に作品が収蔵されている。
Photo : Lukasz Gasiorowski
風間天心 | 美術家/僧侶
1976年、東川町生まれ。2006年、「第9回岡本太郎現代芸術賞」に入選。2008年、武蔵野美術大学大学院を修了。同大学パリ賞により「パリ国際芸術都市」に滞在。大本山永平寺での修行を終え、宗教と芸術の相互作用を求めて国内外で多様な活動を続けている。2015年、「Tokyo Midtown Award 2015」優秀賞。「LUMINE meets ART AWARD 2015」ウィンドウ部門 入賞。2016年、「JR TOWER ART BOX AWARD 2016」グランプリ、「第5回 札幌500m美術館賞」グランプリ。