シンクスクール2020 講師の紹介④ 企画コース後編
第4弾となるシンクスクール2020講師紹介は、企画コース後編です。
シンクスクール企画コースでは、年間を通じたカリキュラムで皆さんの、
「プロジェクトを立ち上げたい」
「企画ってなに?」
「まちづくりやアートの創造性をいまの仕事に活かしたい」
にお応えしていきます。

カリキュラムは、まず入門編となる「方向:オリエンテーション」で学びの入り口にたち、
その後、「探索:インプット」でさまざまな講師のレクチャーから企画の種を見つけ、
「探求:アウトプット」で自身の企画を考え、伝えることで企画に必要な力を養います。
今回のブログでは、主に「探索:インプット」から「探求:アウトプット」の期間、
具体的にどのように企画を考えるの?どうやって具体化していくの?という疑問に答えてくれる
多彩な講師の方をご紹介します。

こちらは、AISプランニング代表の漆崇博さん。
アーティストが一定期間、小学校に通いながら自身の創作活動を通じて、
新しい出会いと交流を生み出す「アーティスト・イン・スクール」や、
国内外の芸術家による活動のサポートを目的としたアーティスト・イン・レジデンス施設
また、札幌国際芸術祭(SIAF)の情報発信拠点であるSIAFラボなど、
さまざまな魅力あるプロジェクト、事業に携わっており、
札幌のアートプロジェクトを語る上で外せない方の一人です!
シンクスクールでは、「企画の組み立て方」と題し、
実例を交えながらプロジェクト実現の具体的なアドバイスなどを行っていただきます。

続いてこちらは、長年北海道のアーティスト・イン・レジデンス(=芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のこと)を牽引してきた、NPO法人S-AIR代表の柴田尚さん。
アーティスト・イン・レジデンスは、
アーティスト自身のステップアップや経験値を積むという側面だけでなく、
アーティストの技術、創造性を持った表現が、
滞在先の地域や人に還元され、相互に影響しあうという公共性の高い事業です。
が、その反面、予算の確保が難しかったりするのですが、
その事業を柴田さんはもう、20年以上続けられています。
それだけ、助成や予算確保をお持ちの方なのです。
スクールでは、タイトルのとおり「予算の作り方」を通して、
プロジェクト運営に必要な資金面のやりくりについてアドバイスいただきます。

こちらもシンクスクールではおなじみになりました。
札幌を代表とするデザイン会社3KG代表のデザイナー佐々木信さんです。
「ベアドゥ」など見れば誰もがわかるような、
愛らしく、時に普遍的なデザインやブランディングを手がけられていて、
大通西17に位置するD&DEPARTMENT HOKKAIDOにも携わっておられます。
そんな佐々木さんによるレクチャーは、「企画の見せ方」。
企画をつくるにはどうすれば?
予算はどうやってつくるの?
という授業を経て、スクールの後半では、
最終的に卒展での発表を見据えた「見せ方」を学んでいきます。
卒展の発表形式が、企画ポスターの作成となりますので、
それにあわせて実際の作り方、デザインの基礎的な部分はもちろん、
さまざまな事業、プロジェクト、仕事に通じる
ブランディングのことなど、必見の授業です!
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と、上記でご紹介したとおり、本年度も魅力的な講義がたくさんのシンクスクールでは、
もっと内容をよく知りたい、授業ってどんな雰囲気という疑問にお答えする説明会を
今週末5/23に実施します。
ご興味のある方は、お気軽にご参加くださいね。
シンクスクール2020 説明会
日時|2020年5月23日(土)14:00~15:00 形式|WEB会議サービス Zoom を利用した配信 ※後日、説明会参加用のURLをお送りします。 申込はこちら