12/15「コンペディションへの応募(姿勢と対策)」(風間天心さん)

この日は、僧侶で美術家という面白い肩書きをもつ札幌のアーティスト、 風間天心 さんによるコンペディションについての授業でした。 風間さん自身も実は、それほど積極的にコンペに出すタイプではなかったそうです。 ただ、対外的な評価を獲得したり、その後の作家活動のステップアップなどを考え、 ここ数年は積極的に応募されてきたとのこと。 スクール前期では、割と制作の核になる部分を学んできたイメージですが、 後期は割と実践的な内容です! 生徒たちも、「ほうほう」と頷きながら、すかさずメモをとります。 詳しくはご紹介できませんが、ポートフォリオ作成や、コンペ応募について いろいろ経験則からお話をいただく、良い機会となりました。 そして、後半からは課題である「JRアートボックス」の作品プランについて、 一人ずつ講評・アドバイスをもらいました。 真剣な面持ちです・・・! 時には、みんなで一人のプランについて考えたり。 まさに「Think」School。 お互いに意見を出したり、反論したりする中で、 ぐっと考えるのがThink Schoolの醍醐味。 さてさて、年末の〆切に向けて、生徒の皆さんは更にブラッシュアップ作業をすることでしょう! 生徒の誰かが、選考に残って、展示まで行けると良いなあ。

12/15 企画コース「企画の組み立て方」(石塚雅明さん)

本日は、石塚計画事務所より石塚雅明さんを招いて、「企画の組み立て方」についての授業を行いました。 はじめのレクチャーでは、石塚さんが関わった「小樽運河を守る会」、「ポートフェスティバル in 小樽」について、ご紹介いただきました。 不勉強ながら、現在当たり前の光景である小樽運河が、 過去に埋め立てられようとしていたなんて全く知りませんでした。 それが、まだ若く、何の力もない人たちの集まりから、 多くの人の賛同を得て、運河保存の実現に至った過程がおもしろい内容でした。 そういった活動を通じて、石塚さんは、 「真の課題は何なのかという問いかけ」や「とりあえずアクションすること」の 重要性を感じたそうです。 また、後半は各個人の課題を一人ずつじっくり時間をかけて、ブラッシュアップする作業をしました。 個々の企画プラン、アイデアを模造紙に起こしながら、 それのどこに問題や課題があるのか、どこを深めれば良いのかを話します。 詳細は省きますが、 「そのアイデア・問題は、あなたとどうつながっているの?」とか、 「想定しているターゲットは誰?」などなど、 穏やかな話し方ながら、時折、本質的な問いをぶつけながらのチュートリアル時間。 今回は何人かの企画プランをピックアップしてアドバイスをもらいましたが、 良いヒントをもらったような気がします。 普段、みっちり一人に時間をかけて相談するタイミングがなかったので、 とても良い時間でした。

12/8 企画コース「企画書・予算書をつくる」(柴田尚さん)

12月8日の企画コースは、 北海道教育大学岩見沢校教授/NPO法人S-AIR代表の柴田尚さんによる 企画書・予算書についての授業です。 今回あらためて知ったのですが、 柴田さんのこれまでの職歴は本当に広い! ギャラリスト、ラジオのパーソナリティ、コメンテーター、学校教諭 etc. 中には、パチプロなんてものもありました(笑) ただ、巡り巡って、それらが今の仕事に生かされているんだなぁと なんだかちょっと納得しました。 さて、授業はというと、 前半の講義にて、過去のものから、現在手がけているものまで、 広くご紹介いただきました。 柴田さんが代表を務めるNPO法人S-AIR(http://www.s-air.org/)は、 何と言ってもアーティスト・イン・レジデンスの老舗! そこで実施したAIRの話や、展示場所のリサーチから派生した 空きテナントの活用の話など面白いトピックがいろいろ飛びだしました。 そして、今回も後半は、各人の企画プランに対しての相談。 チュートリアルの時間でした。 毎回、時間を設けて相談できるというのは、貴重なことなので どんどん吸収して、ブラッシュアップにつなげてほしいですね。 柴田さんの気さくな人柄もあり、 思いがけずいろいろな話が引き出され、ヒントを得た生徒もちらほら。 柴田さん、ありがとうございます! 前期と違い、一つの企画に対して一人で責任をもって進めなければいけないのが、 後期個人課題の難しいところ。 とはいえ、実際の現場で実施される事業、企画も たくさんの人の手によって成り立つもの。 同じコースの仲間どおし、相談、議論を重ねながら、 頑張ってほしい

12/8 制作コース「観察と手口」(荒木悠さん)

12月8日の制作コースは、 近年、映画祭での受賞など活躍がめざましい 映像作家/美術家の荒木悠さんの授業です。 ただ、ご本人は、最近「film maker」というよりも、 実際のものではなくデータを作る「file maker」のほうがしっくりくる、 なんてことも話されていました。 僕はこの話が結構好きです。 さてさて、授業の内容としては、 前半で、ご自身の活動紹介を通して作品制作のメソッドや考え方について 話してもらいました。 過去の作品なども沢山、見せていただきました! 中には、ボツになったむかーしの作品紹介もあり、 「あーー、こういう失敗の上に、今の作品があるんだなあ」と、 勇気づけられました。 アイデアをひたすら出せば、3割ぐらいは使えるものがあるのではないか、 と考えて学生時代は制作していたという荒木さん。 制作コースの皆さんも、この手法はすぐに実践できそうですね。 そして、後半は個別のチュートリアルの時間。 受講生のみんなは、あれやこれやと考えや質問をぶつけていきます。 全体を通して感じたのは、荒木さんは作品や制作に対して、 とても真摯でまっすぐ正直であるということ。 また、悩みながら相談する生徒一人ひとりと同じ目線に立って、 考えてくれていたように感じました。 荒木さん自身のキャラクターも面白く、かなり内容の詰まった良い時間でした!

「人工地獄」読書会を始めます!

テラス計画にて、クレア・ビショップ『人工地獄』の読書会を始めます。 —アートと社会の関係性はいかに変化してきたか?20世紀以降の芸術史において見逃されてきた「参加」の系譜を再編集し、現代アートの最新動向を批判的に読解する。— 今日、アートにおける「参加」の概念は、重要な位置を占めながらも、ときに衝突と論争を巻き起こしています。テラス計画では、クレア・ビショップ『人工地獄』の読書会を通じて、アートと社会の関係性について理解を深めます。 参加者どうしで内容について考え、話し合いながら、進めていきます。書籍をお持ちでない方も、ぜひお気軽にご参加ください。 日時 | 平成30年12月14日(金)18:30〜20:00(全5回を予定) 会場 | 眺望ギャラリー テラス計画(札幌市中央区北2条西4丁目赤れんがテラス階5階) 参加費| 500円(ワンドリンク付き・資料代) 企画 | 一般社団法人 PROJECTA 主催 | 札幌駅前通まちづくり株式会社 ※テキストをお持ちでない方にはコピーをご用意いたします。 お申し込み時にお知らせください。 【スケジュール】 平成30年12月14日(金)18:30 – 20:00 平成31年1月15日(火)   〃 平成31年2月14日(水)   〃 平成31年3月5日(火)   〃 平成31年3 月26日(火)  〃 お申し込み・問い合わせ 担当:一般社団法人PROJECTA 櫻田 Mail:terracekeikaku@gmail.com TEL: 011-211-4366

12/1 合同「現代美術史と作品の鑑賞」(蔵屋美香さん)

12月1日は、東京国立近代美術館企画課長の蔵屋美香さんによる美術史の講義。 個人的には、2013年のベネチアビエンナーレ日本館のキュレーションが印象深いところです。 この日は、普段、大学で1年かけて教えている美術史の授業を、 ギュギュッと3時間にまとめてお話いただくとのこと! かなり、無茶なお願いですね。頭が下がるばかりです。。。 とはいえ、さすが専門で学ばれ、現役でキュレーションに携わる蔵屋さん。 要点を抑えながら、わかりやすく美術の発展について教えてくださいました。 確かにいきなりウォーホル、ポロックなどを見せられても、 「何かどう新しかったのか」、「作者は何を考えていたのか」とか なかなか分かりませんよね。 それに、どうやって見たらいいのか手がかりがないと楽しめない、 ということも勿論あると思います。 その点、「カメラで見るような遠近法的なものの見方に反発した」とか、 「売り買いできないような作品を作ろうとした」というように、 動機が分かると、ばらばらだった情報に筋が見えていきます。 また、深い理解があるからこそ、易しい言葉で説明できるんだなあとしみじみ。 これは今度美術館にいくとき、作品を見るときが楽しみ! 時には図解も交えつつ。 (ここではご紹介できませんが、蔵屋さんのスライド資料の中には、 ご自身で描かれた説明イラストもあり、これもなかなか可愛いのです!) 全体を通して、受講後の生徒からも、 「今までで一番面白かったかもしれない!」とか、「よくわかった!」と いった声が上がっていました。 勿論、これまでの授業が下敷きになっているからこそだとは思いますが、 アートにつ

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TEL : 011-211-4366(テラス計画内)

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