9/26 制作 「天才ハイスクール!!!!」(講師|Chim↑Pom 卯城竜太さん)
この日の制作コースは、昨年に続き、
東京からChim↑Pom 卯城竜太さんをお招きして、
活動についてのレクチャーとスクール生の作品講評を行なっていただきました。
Chim↑Pomといえば、日本を代表するアートコレクティブ。
社会に全力で介入していくその活動スタイルは、皆さんご存知の方も多いはず。
とても貴重な時間です!

さて、前半のレクチャーでは、
技術至上主義が崩壊したあとのアートの形について、
歴史を紐解きながら、ご自身の活動とあわせて紹介。
ご本人も言ってましたが、たしかに、チンポムの活動は、
特別なスキルを必要としないものがほとんど。
だけれど、社会や私たちの認識や常識に強いインパクトを与えている。
簡単な手数でどのように効果的な作品が作れるか、という言葉もなるほど興味深いです。
そして、後半からは、生徒作品についての講評。
事前課題を課せられたグループは、過去作品や新作を持参し、さっそく講評タイム。
その間、当日制作のグループは、卯城さんより、
「じゃあ今から、時間をかけず、考えすぎず、なるべく簡単に作品をつくってきてください!」
との指示が。
2グループに別れての制作&講評タイムとなりました。


講評では、
生徒作品を取り上げて、自然や植物など人間以外のものごとを中心に捉える
現代アートの作品傾向に触れたり、
別の生徒さんには、
「作品のテーマや表現は良いので、空間の中でどう見せるかをそろそろ考えてみては?」
という具体的なアドバイスまで。


フランクな人あたりで、その人それぞれの感覚や関心ごとについて真摯に聞いてくれて、
ささいなことや一見つまらないようなものにも、
ガチンコでぶつかってきてくれる感じがとても良かったです。

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