8月2日(土) 「映像インスタレーション」高橋喜代史さん(制作コース)
- Think School Jr.事務局
- 8月8日
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こんにちは!シンクスクール事務局です。
カリキュラムの「導入」編を終え、8月からはいよいよ「探索」編がスタートしました。企画コース・制作コースに分かれ、それぞれの関心や役割に応じた実践的な学びが始まっています。

8月2日(土)の制作コースでは、主任講師の高橋喜代史さん(美術家/一般社団法人PROJECTAディレクター)による「映像インスタレーション」の講座を実施しました。

まずは高橋さんによる「自作について」の紹介から。パフォーマンスや立体作品、そして映像作品を手がけるようになった経緯をはじめ、初期作から代表作《POSTER》、最新作《Free Watermelon Bar》までを解説。
映像モニターに加えてオブジェクトを配置する展示方法や、映像からモノへと展開させる制作プロセスなど、映像インスタレーションの具体的な展示事例が紹介されました。

続いて「美術領域における映像作品」について。高橋さんは、美術における映像作品を「ドキュメントとフィクションのあいだにある」と位置づけ、その増加の背景にも言及。
美術史に名を残す国内外の映像作家や作品を複数取り上げ、それぞれの特徴や影響を紹介しました。

後半は演習として「30秒以内で道具を使った映像」に挑戦。受講生たちは各自で構想を練った後、会場のビル内や周辺で実際にスマートフォンを使って撮影を行い、最後は作品を発表して講評を受けました。

身近なモノと自身の行為を組み合わせ、短い尺の中で発想を形にする過程を通し、映像表現の面白さと可能性を体感する時間となりました。
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