8月2日(土) グループワーク1:即興企画づくり「公共空間の新たな活用」酒井秀治さん(企画コース)
- シンクスクール事務局
- 8月7日
- 読了時間: 2分
こんにちは!シンクスクール事務局です。
カリキュラムの「導入」編を終え、8月からはいよいよ「探索」編がスタートしました。企画コース・制作コースに分かれ、それぞれの関心や役割に応じた実践的な学びが始まっています。

8月2日(土)の企画コースでは、まちづくりプランナーとして多彩な活動を展開してきた酒井秀治さん(北海道教育大学岩見沢校 美術文化専攻 准教授)を講師に迎え、全4回にわたるグループワークの第1回目を実施しました。
テーマは「即興企画づくり|公共空間の新たな活用」。札幌中心部の〈北3条広場(アカプラ)〉を対象に、まちの使い方を考える講座です。

まずは酒井さんによる「アカプラ・ミニレクチャー」から。札幌のはじまりや、広場の歴史や位置づけ、整備計画の背景など、普段見慣れた場所を都市計画の視点から捉える手がかりを学びました。そして、企画を考える上で大切な視点や、フィールドワークのポイントを学びました。


続いて3つのグループに分かれ、実際にアカプラを歩くフィールドワークへ。それぞれの視点で広場の特徴を観察し、「良いところ」「残念なところ」を付箋に書き出していきます。日常の風景も、見方を変えると新たな発見があります。


最後は会場に戻り、グループごとに気づきを模造紙にまとめながら現状と課題を話し合い、企画の種となるアイデアボードを制作。

最後の発表では、同じ場所を見ていても各グループの着目点や発想の違いが際立ちました。

全4回のグループワークを通して、今回芽生えた企画の種がどのように育っていくのか、今後が楽しみです。
コメント