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10/14 制作コース「ソーシャリー・エンゲージド・アートの現状と課題」

今回は講師に工藤安代さんをお招きしました。

工藤さんは特定非営利活動法人Art & Society研究センターの代表理事をしていらっしゃる方です。

http://www.art-society.com/about

さて、今回は前期最後の講義となります。

まずは「ソーシャリーエンゲージドアート」を簡単に説明していただきました。

ソーシャリーエンゲージドアートというのは、アーティストが芸術の領域だけではなくもっと現実の中に関わり、日常を(社会を)変えていく活動を総称するものです。

また、こういった表現が現れて来た経緯を歴史的な視点からご説明していただき、社会問題とそれを題材にした作家の事例もご紹介いただきました。

工藤さんが実際に手掛けた展示「ソーシャリー・エンゲージド・アート展」について詳しくご紹介していただきました。

展示作家がどのようなアプローチをしたのか、また展示にいたるまでのプロセスも詳しく説明していただきました。

つづいては、ワークショップです。

1人1人が、気になる社会問題を考え発表しました。

さらに、似通った社会問題について発表した人同士がグループになり、その社会問題についてもっと深く考え、どのようなアプローチをしたらその問題が改善されていくのかを発表しディスカッションしました。

自分が気になる社会問題を元にディスカッションを重ねて、深め、あらゆる視点からそれをみて取り組んでいく事は企画をたてるときにもとても大切な事だと思います。

社会と自身の作品について考えるきっかけになった、とても良いワークショップの時間でした。

さて、次回は10/28、前期展の課題「小作品」の公開講評です。

ラストスパートです!

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