10月7日「経営すること、起業すること」林千晶さん
こんにちは、シンクスクール事務局です。
本日はロフトワーク共同創業者/株式会社Q0 代表取締役社長の林千晶さんをお招きし、授業を行なっていただきました。
テーマは地方と都市の新たな関係。一体どんなお話をしてくださるのでしょう、楽しみです!
林さんは起業家ではありますが、起業したいからではなく、「やりたいことをやる」これが起業に繋がったとのこと。様々な会社を立ち上げました。
お話を聞いていると、多様的で様々な視点をもって行動していらっしゃることに圧倒されます。
こんな視点や行動があるのか!とみなさんもスタッフも驚きの表情が思わず出てしまいます。
林さんがお話いただいた内容は多岐にわたるため、ここでは数点ご紹介いたします!
スタッフ個人的に、なるほど!となった考え方は「人口減少」について。
本来の考え方であれば、人口減少はマイナスイメージですよね。
でも反対に人口増加しすぎたら?こちらもマイナスイメージとなります。
人口減少も人口増加も捉え方によってポジティブになると林さん。どっちになってもよりよくできる政策が必要なのです。
人口についての多様な見方をすることで、今何ができるのか、どう行動すべきか、考えることができますよね。
また、林さんが推していたのは「デザイン経営」について。
20世紀までは「科学的経営」で、ビジネス、技術、デザインの中で、技術だけで差別化できた経営方法です。
ですが今は技術だけでは差別化できなくなっています。
ただ「デザイン経営」はデザインから始まる経営。一貫して事業にデザインを取り込むことで、ニーズに応えた経営ができるとのこと。今は経営を考える段階でデザインも経営陣と考えているのです。
資生堂、富士フィルム、パナソニックなどなど、有名企業もデザイン経営に取り組んでいるそう。これからはデザイン経営の時代なのですね。
デザイン経営は仕事だけでなく色々なところで応用できそうです。
現在林さんが代表取締役社長としている株式会社Q0。
今まで勤めていたロフトワークでは、グローバルな拠点=いわゆる動脈でしたが、
Q0ではローカルな拠点=いわゆる静脈にしたい!という思いで起業されました。今は主に秋田を拠点に活動されているそうです。
たくさんためになるお話をしていただいた後は、ワークショップ。
お話していただいた内容を参考に、振り返りをして今回の感想、フィードバックを行いました。
また、自分の地域で行動を起こす・何をやりたいかチームを組んで考えました。
誰が・何を・キーファクター(やりたいことに必要な人や物)・予算・スケジュール・何が重要なのか考えます。
3組に分かれ、様々な案を考えてもらいました。
それを林さんが講評。実現は難しい案もありましたが、もうできるよ!という案もありました。
発想力の大事さを感じます。そこからは行動あるのみですね!
次回は小林元さんをお招きし、プレゼンテーションについてお話いただきます。
次回もおたのしみに!
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