10/12 合同「ソーシャルアクションとしてのアート」
10月12日は、シンクスクールではおなじみ。
東京よりアート&ソサイエティ研究センターの工藤安代さんをお招きして、
社会に関与するアート(=ソーシャリーエンゲイジドアート)について、
レクチャーとワークショップを行いました。
プロジェクトには、テーマ・課題からゴールへ向かう矢印があり、
その間をつなぐ部分に、創造的なアプローチや社会的なアプローチが加わる、
とお話をされる工藤さん。
図や具体的な事例を、いくつかの作家をピックアップして取り上げ、
ご紹介いただきました。 また、後半からは、参加された受講生のみなさんで、
各自が関心を持つ社会的な課題から創造的アプローチ(アートプロジェクト)を
考えるワークショップ。
個人ごとに考えたアイデアを発表しつつ、各チームごとに別れて、
議論を深めていきました。
毎年、こちらの授業は
制作コースにとっては、個人の制作だけではない
社会とアートとのつながりを考え、企画コース生の考えを知り、
企画コースにとっては、制作をする人がどんな考え方をしているのか、
創造的なアプローチにはどんな手段や方法があるか、を
考えるとても良い機会なのです。 この日も、各チーム、議論が白熱。
いろんな考えをもった、ばらばらの人たちが集まり、
自由に議論しあえる場・空間・関係性が出来上がってきていて、
とても良いなあと思いました。
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