シンクスクール2020 講師の紹介⑤ 制作コース後編
これまで合同講座、企画コース、制作コースの講師をご紹介してきた
こちらの記事も今回で一区切り。
シンクスクール2020講師紹介第5弾は、制作コース後編です。
シンクスクール制作コースでは、年間を通じたカリキュラムで皆さんの、
「アートの作品制作をはじめてみたい」
「表現するってなに?」
「制作や作品表現のステップアップをしたい」
「アイデアを形にするにはどうすればよいの?」
にお応えしていきます。
カリキュラムは、まず入門編となる「方向:オリエンテーション」で学びの入り口にたち、
その後の前期を「探索:インプット」と題して、
さまざまなメディアを扱う講師のレクチャー・課題制作から
制作のアイデアや自身の方向性を探っていきます。
そして、後期は「探求:アウトプット」の期間として、
講義でふれるさまざまな内容に刺激を受けつつ、
アドバイスや講評・対話を通じて、深く自身のテーマ・作品をぐぐぐっと深めていきます。
今回のブログでは、前期・後期を通して、
さまざまな現場の実践や制作マインドを教えてくれる道外講師と、
グループ制作となる短編映画の授業についてご紹介します!
まずは、三田村光土里さん。
日常のモノを組み合わせて、主人公不在の舞台装置をつくり、
わたしたちの個人的な記憶や感情に寄り添うようなインスタレーションを数多く発表されています。
シンクスクールでは初参加となりますが、これまで札幌では、500m美術館での
で展示をされていたりします。
そんな三田村さんには、2日にわたって
「人が足を踏み入れられる三次元のドラマ:インスタレーションについて」と、
「空間を味方にするインスタレーション」の実習授業をお届けします。
絵画、や、彫刻、はあっても、
なかなか「インスタレーション」という形でのレクチャーや実習は
まだまだ札幌では少ないのではないでしょうか?
この機会をお見逃しなく!
続いてのご紹介は、言わずとしれた、日本がほこるアーティスト集団
Chim↑Pomリーダー 卯城竜太さんによる授業。シンクスクールでは、昨年に続き2年目です。
空のカラスに向けてカラスが仲間を呼び集める声をスピーカーで流し、カラスの剥製を見せながら車やバイクなどで移動するゲリラアクション『BLACK OF DEATH』
広島・原爆ドームの上空に、飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いた作品
などなど、上げればキリがありませんが、時代のリアルを追究し、
批評的な洞察に満ちた作品を多く発表されています。
前年度講義では、生徒たちの隠れた創造性を引き出すような授業・課題で大変講評でした。
今年も頭をゆさぶるような授業を展開してくれること間違いなしです!
最後は、12月のグループ制作課題「短編映画をつくってみよう」の授業紹介です。
こちらは今回初導入となる授業。
テレビ番組や映画・映像を制作されている高橋研太さん、常松英史さんにサポートいただきながら、
2日にわたり短編映画の制作にチャレンジです!
高橋さんは、北海道教育大学の映像特講で学生たちの映画撮影実習に関わった経験などもお持ちです。
また、常松さんがこれまで制作されてきたミュージックビデオなども、
こちらの個人サイトからご覧いただけます。
制作コース授業の多くは個人で考えたり・作ったりが多いですが、
グループワーク制作の面白みを知ることで、さらに視野やできることの幅が広がります。
できた作品は、短編映画祭へ出品することが目標です!
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と、上記でご紹介したとおり、本年度も魅力的な講義がたくさんのシンクスクール。
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ5/23開催の説明会にご参加ください。
シンクスクール2020 説明会
日時|2020年5月23日(土)14:00~15:00 形式|WEB会議サービス Zoom を利用した配信 ※後日、説明会参加用のURLをお送りします。
申込はこちら