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6/15 制作コース「自画像を<見る/描く>」山本雄基さん

続いては制作コースのレポートです。

「自画像を<見る/描く>」

 講師:山本雄基(画家)

画家の山本雄基さんによる講座。山本さんにもシンクルクール一年目から講師として関わっていただいてます。毎年熱い、愛のあるレクチャーやチュートリアルをしていただいているお方。

今年度も、「課題制作」と「課題講評」の全2回にわたる講座となります。

今回は課題である自画像についてのレクチャーとその後課題制作に入りました。

絵画の起源からはじまり、現代の自画像まで、幅広くご紹介いただきました。

ディエゴ・ベラスケス「ラス・メニーナス」(1656)、アンリ・マティス「自画像」(1918)などの絵画を皆で鑑賞し、どのような意図が隠されているのかを考えました。

時代・文明の変化に合わせて絵画も変化してることを様々な事例・時代背景を例にご紹介いただきました。

そして、課題について。

「決してただ自分の顔を描く、という課題ではなく、 わたしはいつどこで生まれ、どういう場で育ち、どんな人、どんなものに囲まれ、 どんな社会に身を置き、何に影響を受け、何を拒否し、何を考え、生きているのか。と向き合って、 絵という形にする」

というものです。

なかなか簡単ではありませんが、それぞれが自身と向き合うとても良い時間になるのではないかと思います。

次回の制作コースは、「課題の講評」 講師は引き続き、山本雄基さん(画家)です。

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