まちづくりって何だろう?
自分の得意をみつけるアートスクール「Think School Jr.」。
第2回目となる授業が先日、9月27日に実施されました。
9月から連続3回の授業は、講師の酒井秀治先生によるレクチャー、ワークショップ、ものづくりを通して、「まちづくり」について学んでいきます。
この日は、まず、2グループになって「ペーパータワー」に挑戦!
A4のコピー用紙20枚を使って時間内にどれだけ高いタワーが作れるかのチーム戦です。
どうやって折ったら、頑丈なタワーになるか。
どうやって積み上げるのが安定するか。
枚数は足りる?強度は大丈夫?
限られた条件のなかでより高いタワーをつくる、というシンプルな内容ですが、
慎重に積み上げていくチームもあれば、多少不安定でも高さを出していくチームもいて。
みんな大はしゃぎしながら、楽しんでくれました!
少し、体を動かして緊張をほぐしたあとは、
酒井先生によるまちづくりについてにミニ講義!
知ってるようで知らない札幌のまちのあれこれを、クイズを交えて学びました。
みんな積極的にいろいろ発言したり、考えたりしてくれてとても良い雰囲気です。
また、この日は酒井先生が携わっているサッポロ・ミツバチ・プロジェクト(http://sappachi.com/)についても紹介いただきました。
都心で養蜂を行うこちらのプロジェクト。
蜂を飼うことがまちづくり?と子どもたちも思ったかもしれませんが、
ビルの屋上を緑化したり、実際に蜜をとる体験をすることで、
緑や自然に対する意識が変わります。
実はこの日は酒井先生が実際に養蜂でとれた蜂蜜を持ってきてくれました!
食べるという体験を通して、札幌のまちや、まちづくりについて、
興味を持ってもらう良い時間になったなあと思います!
そして、後半からは自分にとっての理想のまちを考え、スケッチをしてもらいました。
「いつも音楽が流れているまち」や「自然がいっぱいのまち」「移動が便利なまち」など。
みんな思い思いのアイデアを描いていきます。
子どもならではの大胆なアイデアもあれば、
自然・交通など現実的な部分に目を向けて考える子もいて、
小さいのにしっかりしてるなあと関心してしまいました。
自分が住み良い、楽しいまちになるためには具体的にどんなものが必要かを
一人ひとりが一生懸命考えていて、とても良い時間だったなあと思います。 さて、次回は、いよいよ考えたスケッチアイデアをもとに、
ダンボールや色紙、絵の具などを使って「まちにあったら良いもの」を立体で制作します。
最終的には、それぞれの立体をつなげて一つのまちにするので、
次からは単純に自分にとって住み良いまちではなく、みんなと相談したりしながら、
作っていかなければなりません。
そういった、実際のまちづくりでも起こりうるいろいろなことを重ねながら、
子どもたちが現実の社会について考える入り口になればなあと思います。
また、みんなの模型が出来上がったらこちらにアップしますので、
お楽しみにー!
Comentarios