12/19 企画「企画をつたえる」(神長敬さん)

12月19日の企画コースは、株式会社KITABAの神長敬さんをゲストのお招きして、
KITABAが取り組むまちづくり、地域づくりの活動についてお話しいただきました。
はじめのアイスブレイクでは、
シンクスクール神長さんの講座ではおなじみの「おにぎりの具」。
みんなが好きなおにぎりの具を質問しながら、
好きなおにぎりの具一つとっても、三者三様いろいろな好みが出てくるように、
まちづくりにおいても、まちをよくしたいという思いは一緒でも、
その方法ややり方はいろいろな考え方がある、と神長さん。

また、これまでの活動の紹介では、
札幌市民なら馴染みのある「市電」「石山緑地」「永山邸」などの
計画などは勿論のこと、新ひだか町や芽室町の活性化支援などについても
詳しく事例を説明いただきました。
1つ1つのプロジェクトについて、
表層だけではわからない人々の思いやそのグラデーション、についてお話いただき、
地域の数だけ、それぞれの問題や、課題があるということが見え、
その奥深さを感じるとともに、難しさも実感しました。

後半はなぜなぜ分析。
2人1組で相手の企画について、どうしてそれを対象にしたのか、
どうしてこの企画にしたのか、と「なぜなぜ」をぶつけて、
企画をより具体的、かつ、本質的なものにしていく作業です。

話し合いをする中で、さまざまな気づきがあったり、
企画内容がガラッと変わったりすることもあって、
毎年度、神長さんの授業はとても重要な時間です。
そして、最後は、なぜか、トランプで神経衰弱。
というのも実は、このトランプ、企画のコツやアイデアの言葉が書かれたものなのです。


みんな、ひさしぶりの神経衰弱をわいわい楽しみながら、 年内最後の授業を終えました。
みなさん、年明けからもよろしくお願いします!
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