7/8 企画コース「ファシリテーションの方法を学ぶ」
今回は株式会社石塚計画デザイン事務所の石塚雅明さんをお招きしての講義でした。
内容は「ファシリテーションの方法を学ぶ」でした。
まず、石塚さんに用意していただいた資料に感動・・・。とても理解しやすく、見やすい、生き生きとした内容になってました。
札幌駅前通地下歩行空間チ・カ・ホが「10年間の市民を中心とした話し合い」で生まれたことや、「1000人ワークショップ」についてなど、教えて頂きました。
例えば、中央分離帯から地下へ光を通す事や、沿道の建物も地下と一体化させる等市民の創造が活かされているんです。
そして、たまプラーザまちなかパフォーマンスプロジェクトが出来るまでの映像を見させていただきました。
また、、、感動、、、。地元商店街を巻き込んでのプロジェクトです。
https://www.youtube.com/watch?v=DjvtQybqn9w
講義内では予告編ではないものを見せて頂いたのでこのプロジェクトの最初から最後までをみることができました。感涙。
街の人達が気持ちを一つにして一方向へ向かっていく姿。そういうプロジェクトって本当に素晴らしいと感じます。
そして続いては、話し合いが上手く進む方法をレクチャーしていただきました。
「話し合いを活性化する技術」について教えて頂き、それをこの後のワークショップに活かします。
付箋への良い書き出し方、言葉の選び方も教えて頂きました。
そして、笑顔とうなずきを忘れないように話し合いを進めます。
ワークショップのテーマは「アートプロジェクトの物語をつくる」でした。
物語の起承転結を考えます。
主人公を設定し、その主人公がどのような状況でプロジェクトに出会い、どんな変化があったか。
というところまで想像していきます。
面白いです、この作業はとても!
主人公に愛着がわいてくるし、この人がこういう風に変わって欲しいっていう事が具体的になっていきます。
そしてグループごとに発表しました。
笑いありの楽しい、とても生き生きとした講義でした。
石塚さん、ありがとうございました。
次回の企画コースの講義は、「企画者になるために」
昨年も来ていただき、講義も懇親会も大盛り上がりだった、
森司さん(公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京事業推進室事業調整課長)をお招きします。