7/28 制作コース「いろんな素材で作ってみよう」
皆さん、最近暑い日が続きますね。
札幌にもやっと夏が訪れたという感じでしょうか。
7月28日今回の講師は、青森県八戸市で活動されている作家の東方悠平さんです。
北海道教育大学を卒業されているので、Think School受講生には先輩にあたる人もちらほら。
かくいう僕も東方さんの後輩にあたります。

この日の講義は、「いろんな素材で作ってみよう」。
東方さんが、自身の制作やワークショップの中でも扱うブリコラージュの技法を追体験しながら、お面を作ります。
この日のために用意した百均ショップのものを使い、みんな思い思いに素材と素材をつなぎ合わせます。
なお、今回の課題では「接着剤」はNG!
生徒たちの作品を見ていると、それが逆に当たり前の素材を見直す機会になったのかもなあと思ったり。

カラフルなプラスチックのおもちゃを組み合わせる人もいれば、

自分の髪の毛を巻き込んでみたり、

レディ・ガガ顔負けの造形で顔を覆う人など、いろいろなスタイルが見えてきて、おもしろい!
自分が実際に手を動かしながら感じた素材の質感や形態を大事にしながら、組み立てていく。
旧来の彫刻的なものとは、素材がまったく違いますが、かなり彫刻的な課題だなあとあらためて思いました。
自分が学部生の頃に、彫刻の授業で片手に収まるほどの粘土を渡され、「粘土を手で押して、逆に粘土から押し返される力を感じなさい」と言われたことを思いだしました。
素材に影響を与え、かえってくる感覚っていうのが大事なんだなーと、思い返す良い授業でした。
(PROJECTAコーディネーター:櫻田)