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6/2 企画コース「『まちづくり』とは何かを考える」

今回は、オリエンテーション後、初の企画コース単独授業。

講師は、まちづくりプランナーの酒井秀治さん。

リノベーションによるサロン・カフェの企画コーディネート、また、都心のビル屋上でミツバチを養蜂する『サッポロ・ミツバチ・プロジェクト』などおもしろい企画をこれまでに立ち上げています。

酒井さんには、Think School前期を通して数回に渡り入ってもらい、担任の先生ポジションで企画コースを見守っていただきます。

そんななか第一回となる今回は、酒井さんから「まちづくり」の歴史、概要をお話いただきました。専門ではない僕にとっては、見知らぬ概念・考え方の連続で「へえー」と関心するような内容の連続でした。

僕なんかは建築だったり、いわゆるウワモノに目がいきがちなんですが、よくよく見ていくとそれだけではないところに賑わいの源があったりして、あらためて興味が湧きました。

後半には、A4のコピー用紙から「ペーパータワー」作り、チームごとに競いあったり、「企画のアイデア」を出し合うグループワークです。

前期課題は、「十街区で行う新しいプロジェクト」を考えること。

なお、十街区とは北大通から北4条まで、札幌駅前通をはさむ東西1ブロックのエリアを指します。

いわゆる札幌のメインストリートである十街区で何ができるのかを、生徒がこれから考えていきます。

付箋にアイデアを書いて貼っていくことで、一人ひとりの意見を全体で共有していきます。

最後には発表もありました。

各チーム、環境、景観、賑わいなどざっくりとトピックごとに特徴をまとめていました。

交通の利便性について良いとする声がある一方で、ビルが立ち並ぶ風景が面白くないだったり、メリット・デメリットを感じているようでした。

ぼく個人の意見としては、都市部と郊外・自然のスケール感がちょうどよいのが札幌かなという印象です。

それ以外の視点もたくさん挙がっていて、参考になりました。

若干まだ緊張気味でありましたが、これからの課題、授業に弾みがついたのではないでしょーか?

次回は平田オリザさんの講義です。

これから1年、いろんなことを吸収しながら頑張ってほしいですね。

(PROJECTAコーディネーター:櫻田)

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