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1/19 「都市に出て行くアート」(西野達さん)

19日の制作コースは、ベルリンで活躍されているアーティスト、西野逹さんの授業でした。

作品のスケール、予算ともに桁違い。

軽妙な語り口でこれまでのプロジェクトについてお話しいただきました。

マーライオンや公衆トイレを取り込んだホテルプロジェクトから、

人間の頭上にたくさんの日用品を乗せたように見える写真作品などなど。

西野さんのアート観は、なにか社会や政治思想の代弁ではなく、作品そのものをアートとして楽しむこと。

また、普段アートに興味を持っていない人に見せたいということ。

たしかにこれまでの作品を見てるとそれがわかります。

(受講生は自作について、西野さんに説明し、アドバイスをもらいます。)

良い意味でこれまでの講師の方と考え方が違い、良い刺激になったと思います。

作品が説明的にならない、社会や政治、テーマは必要ない。

という話もよかったなあと。

(図示しながら西野さんに作品プランを説明)

しかし、本当にいろいろな土地で制作してるだけあって、その土地ごとの

文化の違い、プロジェクト、交渉に対する行政の寛容さの違いなどに差があって、

そんなこともあわせて感じられる授業でした。

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