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Think School 2019 開講しました!

こんにちは、シンクスクール事務局の黒岩と申します。

先日、5/25(土)ついに、今年度シンクスクールがスタートしました。

シンクスクールは早いもので、今年で4年目となります。今年もどんな方々と出会えるのか、楽しみに当日を迎えました。

私は2016年に1期生として学んでいたのですが、懐かしい緊張感とワクワク感、、、。いいですね。大人になってからのこのワクワクは。

さて、初回講座。この日は企画コースと制作コース合同の講座となりました。

まずは、校長先生(?)であるシンクスクール主催の札幌駅前通まちづくり株式会社代表取締役社長である白鳥健志さん、内川亜紀さんのお二方によるレクチャー「楽しくまちづくりを知る」。

まちづくりについてと、これまで札幌駅前通まちづくり株式会社さんが行ってきた事業についてご紹介いただきました。

制作コースにとって「まちづくり」はあまり関係がないのでは、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそんなことはないんです。

まちづくりは、アートととても似ている部分が多いな〜と感じます。

今、まちなかに出ていくアート多いですしね。なので制作者にとっても、まちづくりやまちを知るということはとても大切だと思います。

続いては、今村育子さん(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)と高橋喜代史さん(美術家/一般社団法人PROJECTA)による「新しくはじめるための助走」です。

このお二人には、1年を通して担任の先生のような感じで受講生の皆さんと関わっていくことになります。色々な相談にものってもらえます!(時に厳しいアドバイスの時もあります・・・)

今村さんには、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)や札幌市北3条広場(アカプラ)で行なっているアートプロジェクトの紹介、ご自身の制作、企画と制作についてお話しいただきました。

その後、受講生の皆さんに自己紹介をしていただきました。

なんだか、面白い人ばかりで嬉しいなーと後ろの事務局席で一人ソワソワしていました。

これから約一年、楽しみでなりません!

高橋さんには、現代美術史の入門編のレクチャーをしていただきました。

20世紀の美術に大きな影響を与えたマルセル・デュシャンの「泉」から始まり、ざざっと100年分くらい、、、作家と作品、社会との関わりなどなど・・・。

とても1時間では話きれない内容なのですが、超厳選圧縮バージョンで時代をワープ。

実は毎年人気の現代美術史の講座です。

でも、次回の講座で改めて、丁寧に優しく楽しく現代アートに触れて行きますよ。

講師は、筧菜々子さん(日本学術振興会特別研究員)

講座タイトルは「はじめまして、現代アート」です。

筧菜々子さんは「めくるめく現代アート」の著者でもあります。

本当にわかりやすく、楽しく、ライトに現代アートを知ることができて楽しい一冊。

昨年、さっぽろアートステージ2018で行った「出張シンクスクール」でも筧さんにお越しいただきレクチャーをしていただきましたが、大大大好評でした。

私はまた現代アートに「はじめまして」が出来る日がくるなんて、とても楽しみで今からワクワクです。

講座レポート、お楽しみに!

次回講座:6/1「はじめまして、現代アート」

講師:筧菜々子(日本学術振興会特別研究員)

1986年生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。著書に『めくるめく現代アート――イラストで楽しむ世界の作家とキーワード』(フィルムアート社、2016年)、共訳書にティム・インゴルド『ライフ・オブ・ラインズ――線の生態人類学』(フィルムアート社、2018年)がある。現在、日本学術振興会特別研究員。岡山大学、京都精華大学などで非常勤講師をつとめる

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