top of page

8/31 企画コース「社会の中のアートの役割」窪田研二さん

はい、やってきました、この時が。

もう、私(事務局 黒岩)は遠足の前の子供のようにワクワクがとまりませんでした。

今回お招きしたのは、窪田研二さん。

インディペンデントキュレータであり、東京にあるSNOW Contemporaryの共同ディレクターもされているお方。

あ〜、どんな話が聞けるんだろう、と迎えた当日。

今回は企画コースの講義だったのですが、制作コースとOBの聴講(今年から2年継続受講すると単発受講できる制度があります)で熱気ムンムンの教室。

窪田さん登場。

キュレーターになるまでのお話をしていただきまして、これはもうほんと感動というかなんというか、、、面白かったです。なんと元銀行マンという。。びっくりしました。アツい。アツいです!

美術の世界に入るきっかけとなった原体験は、イギリス留学時代にみたFrancis BaconとMark Rothkoの絵画だったんですって。私も好きです!

そこから2つの美術施設での学芸員経験を経て、独立されたとのこと。

上野の森美術館と水戸芸術館現代美術センター時代に企画された展覧会やプロジェクトのご紹介もしていただきました。

おんもしろい!

そしてそして、今回私の中で一番楽しみにしていた「Don't Follow the Wind」 について。

12月に制作コースの講師としてこられる、卯城竜太さんがリーダーを務めるChim↑Pomが立案者となり、窪田さんや海外のキュレターが中心となって国内外の作家と作り上げている、東京電力福島第一原子力発電所周辺の帰還困難区域内で開催されている展覧会です。(もちろん見に行くことはできません)

このプロジェクトのコンセプトや姿勢をお聞きすることができ、本当に貴重な時間でした。

あと2時間くらいお話聞きたかったです。

さて、続いては窪田さんに企画コースのグループディスカッションに参加していただき、

取り組んでいる課題についてアドバイスをもらいました。

なんと贅沢な!今回の課題は「アート縛り」がないのですが、様々な企画をされてきている方の一言はすごいですよね。

私も受けたい。

ということで、窪田さん、今回はお忙しい中ありがとうございました。

懇親会でも話も強烈に面白く、札幌で窪田さんの企画した展覧会やプロジェクトがみれたら最高だな〜〜〜〜〜なんて妄想しながら帰宅しました。

さて、次回の企画コースは、9/7 酒井秀治さんのグループワークです。

さー、いよいよ、前期課題の企画を本格的に練り上げていかねばならない時期に突入。

楽しむしか、ない。

特集記事
最新記事
アーカイブ
bottom of page