11/9 合同講座「社会・政治に対する意識と芸術の形式はどのようにして一致するのか」田中功起さん
後期一発目の講座は、アーティストの田中功起さんをお招きしました。
田中さんは国内外の芸術祭や国際展などで大変ご活躍されている方で、9月に講師でお越しいただいた蔵屋美香さんがヴェネチアビエンナーレ日本館のキュレーターをされた時に出展された作家さんでもあります。
さて、今回の講座。
「僕の話をきいて、質問を考えてください」とお題。
そうしないと受け身で聞くだけになるので、とスタート。
ご自身の映像作品「抽象・家族」を見せていただいた後、「社会・政治に対する意識と芸術の形式はどのようにして一致するのか」をタイトルとして大きく3つの項目にわけてお話いただきました。
前置きとして、アーティストとキュレーターの違いなど現代のアーティストの定義、「ご自身の方法論」「その方法論にいたるまでの背景」「抽象・家族」の内容についてお話ししていただきました。
印象的だったのは、日本の中のアートの状況と、海外でのそれとは語っている言語が違うのだということ、日本で芸術だと思って学んだ事が、海外にいくと全然通用しないということを学生時代に知ったというお話。
3時間びっちりととても貴重なお話ありがとうございました。
今回は聴講制度を使える卒業生も多く参加していたので、大人数で酸欠状態でしたね。笑
ありがとうございました!大変貴重な時間でした!
二次会で田中さんによく聞く音楽は何ですかと聞いたら、「星野源です。」と言っていました。
星野源、聴いてみよう。