8/1 企画「社会や個人の関心から企画を考える」(講師|酒井秀治さん)
8/1の企画コースは、いよいよ、
個人の課題シートをもとに企画のタネ出しを行いました。
今年度の企画課題は、「社会や個人の関心から企画を考える」。
受講生のみんなには、事前に自分の中の
社会的な関心と、個人的な関心をピックアップするためのシートを渡しています。
授業当日はシートをもとに各自発表してもらい、
事務局メンバーと講師の酒井秀治さんからいろいろと質問。
質問に答え、時にはどうしてだろう?と考えながら話すことで、
それぞれの関心について深く考えて掘り下げるという作業です。
みんなの話を聞いていておもしろいのは、
例えば、良い企画をつくろう!社会のためになるような企画にしよう!と
一生懸命社会的な関心を話してもらうのですが、
結局、元をたどると本人の一番やりたいことや関心は
身近な趣味のことだったりすることです。
勿論、プロジェクト(=企画)を考える以上、
独自性や社会性はある程度必要かもしれませんが、
個人的な趣味や好きなことからでも、企画は始められます。
むしろ、話を聞いていると、そういった趣味や好きなことのほうが、
本人の熱量やパーソナルな部分がどんどん出てきて、
それこそ、その人にしかできない企画の種になるのではないかなぁと
思う瞬間が多々あったりします。
また、社会的な関心という点でいうと、
コロナ禍による考え方の変化がみなさんあったようで、 こんな時代だからこそ生まれるテーマも今後出てきそうでとっても楽しみです。
まだまだ個人で企画を練る作業はこれが1回目。
引き続きじっくり考えてもらいたいですね。
20年度は受講生が少数なこともあり、一人ひとりに話をしてもらう時間が長かったため、
例年以上に個人の関心や感じ方、考え方のディテールが見えてきて、とても良い時間でした。
1回目の個人ワークとしては、かなり濃密な時間になったのではとないでしょうか?
さて、次回は一旦、ロフトワーク入谷さんのプロジェクトマネジメントについての講義で、
プロジェクトの管理・進行のノウハウを学びます。
お楽しみに!