top of page

7月22日 富井大祐さん 「私の考える彫刻についてー思い通りにいかない物と事からはじめる」


美術家の富井大祐さんにお越しいただきました!

前半のレクチャーでは富井さんが捉える彫刻をたっぷりお話いただき、彫刻の見方が180度変わってしまいました!


絵画や映像と比べると、より多くのものが彫刻と呼ぶことのできる意外と身近なメディアなのかと彫刻を鑑賞するときの敷居がぐっと下がったように感じました。

また、富井さんの考える彫刻は「空間を作ることができる」とのこと。彫刻をきっかけに人が集まり、イベントが開かれ、会話が生まれる。元はと言えばなんだっけ?となってしまってもそれで良くて、きっかけを生むことが大事なんだと、富井さんご自身のご活動を例に話してくださいました。

後半はポストカードを使ったワークショップを行いました!

ポストカードに5回以内切り込みを入れて、テープやホチキスで留めたり折ったりして偶発的にできる形を探します。

例え気に入らなくても一度留めたところは外さないこと!出てきたものは愛する!というのが富井さんのレクチャーのレクチャーの中でも大切なことだと教わりました。


手元で形を完成させずにインストールするところまでこだわっていきます。

作れば作るほど楽しさを感じ、空間を造形することに工夫が生まれていきました!